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ビブリオバトルLODプロジェクト

2015/02/08 16:15 に Yumiko KAIGAWA が投稿
ビブリオバトルLinked Open Dataプロジェクト(以下、ビブリオバトルLOD)は、
ウェブ上のビブリオバトル開催情報を集約し、「本に関する活動」のデータベースを構築するためのプロジェクトです。

ウェブ上には、ビブリオバトルイベントの告知ページや発表動画など多様な関連情報が大量に存在します。
しかしこれらの情報は、どこで開催されたビブリオバトルについて述べたものなのかが明確に示されていないことがあります。
そして、肝心の紹介本の書誌情報が記述されていないケースもあります。

たとえば、海底生物に関するおもしろい本を紹介したビブリオバトル動画を検索しようとしても、現状ではほとんど不可能です。
こうした検索要求は、図書館などが作り出した本のデータベースとビブリオバトルの開催情報をつなげれば、容易に実現することができます。

ビブリオバトルLODは上述の目的を達成するために、Linked Open Data (以下LOD)という考え方に基づいてデータを作成します。
LODは、データ同士がシステムによって自動的に連結され、大規模なデータを構成できるようにフォーマットが整備された公開データです。
ビブリオバトルLODは、ビブリオバトルの情報を次の4種類にまとめます。

1.Organizer : ビブリオバトルの主催者に関する情報(主催者名、公式ウェブサイトのURLなど)

2.Event : ビブリオバトルイベントの情報(開催時間、開催地、主催者など)

3.Game : イベント中で実施されたビブリオバトル1ゲームごとの情報(チャンプ本の情報など)

4.Presentation : ビブリオバトル中のプレゼンに関する情報(紹介本や発表動画のURLなど)

ビブリオバトルLODの目標は、全国各地のビブリオバトルの記録が1つのデータベースとして整理され、ビブリオバトルの参加者が推薦した本へウェブ上の多くの人々がアクセスできるようにすることです。
ビブリオバトルは、プレゼンテーションと投票制度という仕組みを通じて、コミュニティに適した本を推薦する機能を提供します。
本プロジェクトは個々のビブリオバトルで洗練された「本を薦める気持ち」(=本を選出する意思決定行動)を集約して、よりおもしろい本に世界中の人々が出会うための手助けをすることを最終目標にしています。

まだビブリオバトルLODは始まったばかりの活動です。今後はデータ入力支援ツールや、データを活用したアプリケーションを開発する予定です。
ご興味のある方は以下のウェブサイトをご参照ください。本プロジェクトは、ビブリオバトル普及委員である常川真央さんによって運営されています。

https://sites.google.com/site/bibliobattlelod/
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