祝!初ビブリオバトル 京都芸術高等学校 2015年10月1日(木)京都芸術高等学校において、図書委員会による初めてのビブリオバトルが開催されました。 その名の通り、普段は美術を専門に学ぶ生徒たち。各自の作品に黙々と向き合う一方、校内選抜を経たチームで挑む『まんが甲子園』では今年度準優勝に輝きました。 自分の好きな道を一生懸命歩む高校生達のビブリオバトルを観戦してきました。 1~3年生20名が縦割りで3つのグループに分かれての予選を経て、決勝は3人で行いました。担当の先生は、初開催ということと「みんなは人前で話をするのは苦手だと思う」と おっしゃってましたが、実際に発表が始まると、本への“大好き”な気持ちが詰まった発表とそれを一生懸命受け止めようとする姿がありました。様子を見にいらした教頭先生も「生 徒のこんな姿を見るのは初めてで、とても新鮮です。」と、 感動なさっていました。終了後、「校内にもっと広めよう!私が在校してる間にまたやりたい!」と3年生の女の子が先生 に熱い気持ちをぶつけていました。 慣れないながらも上級生は下級生を気遣い、マナーを守りとてもよい雰囲気で開催されたビブリオバトルでした。京都芸術高校での今後の広がりを祈ります。観戦させていただき ありがとうございました。 今回紹介された本は、以下の通りです。チャンプ本は、喧嘩をした後にお母さんから贈られたという素敵なエピソードと共に紹介された『やさしすぎる君へ』でした。 (☆は、決勝進出本) <Aグループ> ☆『モモ』エンデ 『文豪ストレイドッグス』朝霧カフカ 『誘』松浦だるま 『ステップファザーステップ』宮部みゆき 『リンちゃんなう!』田村ヒロ 『神様のメモ帳』杉井 光 <Bグループ> ☆『やさしすぎる君へ』てんつく 『アナザー』綾辻行人 『白い人たち』バーネット 『暗殺教室 殺たん』松井優征 <Cグループ> ☆『排気ガスサークル』DONZU 『SPEC-零―』田中静流・西荻弓絵 『ダリの繭』有栖川有栖 『連合艦隊 全作戦記録』別冊宝島 普及委員会会員 久保一美 |
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