Bibliobattle of the Year 2017 受賞者(優秀賞、特別賞、新人賞)

6月24日に開催された「Bilbliobattle of the Year 2017」の表彰式において、
優秀賞5件、特別賞13件、新人賞11件が発表されました。

優秀賞
ビブリオバトルの発展に寄与する活動や、未来志向の先進的な活動を行った個人または団体の功績に対する賞。
株式会社有隣堂 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由) 2013年「ビブリオバトル in 有隣堂」として開催を始めて以来、累計開催数は60回を超えており、2016年は店舗や商業施設など12か所で16回行い着実にファンを増やしている。また図書館総合展での「中の人をつなぐビブリオバトル」、横浜市教育委員会主催フォーラムにて市内初の代表者戦「ビブリオバトル@横浜読書百貨展」など様々な団体とも連携し、本拠地神奈川県を中心に開催支援や講師活動、文房具を取り入れた異素材ミックス企画などビブリオバトルの可能性を拡げ続ける活動が高く評価された。
東京図書館制覇! 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由) かねてより都内の公共図書館のビブリオバトル情報をまとめ発信していたが、2016年5月よりブログ記事からさらに発展させて、ホームページ内のコンテンツとしてカレンダー形式でも表示させるなど、ますます情報を得やすいデザインに進化し、関東地区のビブリオバトラーの貴重な情報源となっている。また、管理人の竹内氏は東京都内の公共図書館でのビブリオバトルに誰よりも熱心に足を運び、人と本の輪が拡がるビブリオバトルを実践している点が高く評価された。
神戸町立下宮小学校
(受賞理由) 「自分の思いや考えを生き生きと表現しようとする児童の育成」という教育活動の中で、主体的な学びを発展させるために、ビブリオバトルを活用しており、国語の授業に取り入れるなどして、1年生から6年生までの全校生徒(155名)が本を紹介している。2015年度から活動を続けており、クラスごとにチャンプ本を選出するなど学校教育の中に定着してきている。校長先生をはじめ、教職員も積極的に関わる中での学校全体での取り組みが高く評価された。
奈良県立図書情報館ビブリオバトル部 活動紹介URL1 活動紹介URL2
(受賞理由) 公立図書館で初めて一般参加型のビブリオバトルを2011年3月に開催し、それ以後毎月1回の開催をベースに今日に至るまで継続的に実施している。また、運営方法も有志による部活方式をとっておりビブリオバトル以外の取組みへのつながりの起点となっている。地域書店との連動やゲストを招いてのエキシビションマッチなど独自の工夫を重ね、そのノウハウ蓄積もあって、視察も多く近隣のビブリオバトル開催の後押しの役割も担ってきている。これら多様な取組みの数々がビブリオバトルの可能性を広げてきたことが高く評価された。
くまもと森都心プラザ図書館 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由)2012年より定期的にビブリオバトルを開催しており、九州地方の公立図書館として先駆的な存在として、熊本県を中心に活動を展開してきた。2016年の春に開催予定のビブリオバトルが地震の影響で一旦中止となったが、その後の8月に「書店員対抗マンガビブリオバトル」として再開した。11月には「放送局対抗ビブリオバトル」、12月には全国高校ビブリオバトル熊本県大会の主催も行うなど、様々な組織と連携しながら、多彩な活動を展開している点が高く評価された。




特別賞
ビブリオバトルに関連する個性的な活動をした個人・団体の功績に対する賞。
ビブリオバトル世界大会実行委員会 特別賞「世界でビブリオバトル賞」
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(受賞理由)ビブリオバトル世界大会は2014年にスタートし、これまで3回行われている。台湾、韓国、中国、タイ、マレーシアといったアジア諸国をはじめ、オーストラリアやジンバブエなどから数多くの参加者を集めている。各国の日本語教育関係者からも注目を集めており、公式ルールを中国語やタイ語に翻訳するなどの活動の他、「ビブリオバトル台湾」の立ち上げにも寄与した。ビブリオバトルの国際展開に貢献している点が評価された。
菅原亜十夢 特別賞「サブカルチャー分野開拓賞」
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(受賞理由)毎年、北海道洞爺湖を舞台に開催されている大型イベント「TOYAKOマンガ・アニメフェスタ」で、マンガ、ライトノベルをテーマとしたビブリオバトルを継続的に開催している。従来とは違う層の参加者を多く集めており、ビブリオバトルの裾野の拡大に貢献した。地元大学生にも注目されているイベントであり、社会人と大学生が共同して企画・運営を進める体制をつくり、運営している点も評価された。
桜の聖母短期大学 特別賞「福島に咲く聖母賞」
(受賞理由)2014年からビブリオバトルを実施しており、2016年には「全国大学ビブリオバトル2016」の東北地区での地区予選、地区決戦の運営に尽力した。桜の聖母短期大学図書館情報センターでの活動の他、文教大学学生サークルとの共同企画、南相馬市立図書館等の地域開催など、様々な連携活動を展開している。福島県を中心にビブリオバトルの普及に力を注いでいる点が評価された。
株式会社 ブックエース 特別賞「茨城エース賞」
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(受賞理由)茨城県を中心に25店舗展開する書店チェーンであり、読書普及活動の一環としてビブリオバトルに取り組み、 2016年度にはブックエースの社員130名でワークショップ型研修を実施。社員の理解を深めた上でビブリオバトルを各地の書店で開催し、本を通じた地域の交流に貢献している。市立常磐小学校でビブリオバトルの授業提案を行うなど、行政と一体となって活動している点も評価された。
Meiji Book Avenue 特別賞「学生の力で大学図書館盛り上げてるで賞」
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(受賞理由)2016年に発足した明治大学図書館公認の学生団体であり、「明大祭」での全国大学生大会予選会の実施や、小学校・高校への普及にも努めており、学生団体として活動を継続させる体制構築は素晴らしいモデルケースとなっている。近隣大学の読書普及団体との積極的な交流、明治大学広報や雑誌「蛍雪時代」での記事掲載など、大学生を中心とした若い世代に対する普及活動も評価された。
金沢大学附属図書館中央図書館 特別賞「金沢ビブリオバトル賞」
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(受賞理由)全国大学ビブリオバトルに毎年参加し、全国大会出場者数も多い。また、2013年から継続している中央図書館でのビブリオバトルの開催数は北陸三県で圧倒的に多く、図書館が中心となって実施しているビブリオバトルが大学全体に波及している。紹介本のバラエティにも富んでおり、読書活動の推進が継続的に行われている点が評価された。
ビブリオバトル信州 特別賞「信州ビブリオバトル賞」
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(受賞理由)2012年から5年間に渡って、学生主体でビブリオバトルを継続開催し、毎回の開催記録をウェブ上に丁寧に紹介することで、大学図書館でのイベントとして定着させ、大学内の認知度向上に貢献してきた。世代交代などを繰り返しながら活動を継続してきたことや、大学祭や一箱古本市などのイベントとも連携しながら、主体的に進めてきた点が評価された。
名古屋ビブリオバトルの会 特別賞「名古屋ビブリオバトル賞」
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(受賞理由)名古屋市を中心にビブリオバトルを定期的に開催する地域サークルであり、2015年4月からビブリオバトルの定期開催を続けている。原則、参加者全員が発表する形式をとり、幅広い世代が気軽に集まって本を語れる場をつくってきた。これまでの継続開催に加えて、2016年は哲学カフェとビブリオバトルのコラボ企画、サン・ジョルディフェスティバル名古屋2016への開催協力など、新たな展開を見せている点が評価された。
若桜街道ビブリオバトル 特別賞「鳥取を盛り上げるで賞」
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(受賞理由)ほぼ毎月、若桜街道ビブリオバトルを開催しており、開催レポートもホームページでわかりやすく紹介されている。開催場所は同じながら、参加者の顔ぶれに変化があることが特徴である。時折「ビブリオバトル通信」というフリーペーパーも作成するなど、細やかな運営をしながら、ビブリオバトルの裾野を広げる活動が評価された。
アイある読書会 特別賞「家族で参加したくなるで賞」
(受賞理由)2015年から山口県を中心にビブリオバトルを開催している。夫婦とお子さんの3人で運営しており、 お子さんの誕生をきっかけに地元でのお仲間作りとして、開催を重ねている。ビブリオバトル後のお茶会も盛り上がりを見せるなどアットホームな一面も見せながらも、地元の図書館だけでなく山口県内の図書館・大学と連携して開催を重ねる中で、山口県での普及活動に貢献をしている点が評価された。
松山南高校図書委員会 特別賞「愛媛の若者ビブリオ活動大賞」
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(受賞理由)文化祭におけるビブリオバトルのルールや四国大会の写真の展示、HR活動時におけるビブリオバトルの実施運営を行っている。また、総合的な学習の時間「チャレンジ・リサーチ」の課題研究として図書委員が研究班のリーダー(1年生)となり1年間の研究を実施しており、ビブリオバトルの音声分析、野球部が実施するビブリオバトルの参加調査など、積極的な活動を行っている点が評価された。
長崎国際大学ビブリオバトル同好会 特別賞「佐世保ビブリオバトル賞」
(受賞理由)全国大学ビブリオバトルの予選会を継続して実施しており、2016年にはビブリオバトル長崎として、諫早市立図書館での地区決戦の運営に尽力した。全国高等学校ビブリオバトルの長崎県大会、佐世保市立図書館ビブリオバトル大会の開催に携わるなど、佐世保市を中心に地域連携を進めながら、ビブリオバトルの裾野を広げる活動が評価された。
イザベル州教育局 特別賞「識字率向上に挑む新しい取り組みで賞」
(The award of a forward activity for literacy)
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(受賞理由)ソロモン諸島イザベル州で、州内約50の小中学校を管轄している部署であり、昨年よりビブリオバトルの普及活動を行っている。これまでに、教育局内の図書館で32回、6つの学校でビブリオバトルを実施しており、学校が主体となって継続開催をする事例も出てきている。途上国でのリテラシー向上への活用という形で、ビブリオバトルの可能性を広げる取組みが評価された。


新人賞
2015年4月1日以降に本会の会員になった者の顕著な活動に対する賞。
樋口 将士 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由)北海道の日高地方という非常に難しい条件の中、ビブリオバトルを活用した地域おこしに地道に取り組んでいる。これまで空白地帯だった日高地方でもビブリオバトルの名前が浸透しつつあり、今後の展開が楽しみである。樋口氏のフットワークの良さから、隣接する胆振地方(苫小牧市、登別市、室蘭市など)との連携も期待できる。
山口みゆき 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由)地元である横浜でビブリオバトルチームの立ち上げに関わり活動するだけでなく、横浜以外の関東地区に加えて、遠く山口県でもビブリオバトルの開催に関わるなど精力的な活動が評価された。東京荻窪にある本好きの間で注目される独立系書店「Title」の店主が上梓した『本屋、はじめました』にビブリオバトルが載る契機となっている。
中山浩二 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由)2013年度から大学図書館員として図書館での開催、授業への導入支援、教員と連携した大学生大会の予選開催など活動を展開している。 また、高大接続の観点から人文学部が主催する「高校生ビブリオバトル・ワークショップ」の開催支援、県内公共施設での予選会の開催など、ビブリオバトルを通して学生協働や異業種連携、地域連携も推進しており、多彩な活動が総合的に評価された。
大西好宣
(受賞理由)ビブリオバトル普及の進んだ大阪府から比較的普及の進んでいなかった千葉県に2016年度着任後に、普及委員会に入会した。その年のうちに授業での活用、学内で他教員と連携しての大学生大会予選を開催と迅速かつ着実に輪を拡げ、その結果見事に本大会でのグランドチャンプを輩出した。千葉県内での普及に旋風を巻き起こした活動が評価された。
杉本 遥
(受賞理由)所属する新潟ビブリオバトル部において、全国大学ビブリオバトル2016の地区予選や地区決戦の運営に尽力した。また、定期開催しているビブリオバトルでは、大学、駅前、海の家など多様な場所で多様な人と交流の輪を広げながら、活動を展開している。取組みはメディア報道されており、新潟における普及活動に大きく寄与している点が評価された。
齋藤 芳弘 活動紹介URL1 活動紹介URL2 活動紹介URL3
(受賞理由)さすらいのビブリオバトラーとして、大阪を中心に関西各所のビブリオバトルに参加し、交流の輪を広げてきた。また企画運営の取組みも行っており、岸和田ビブリオバトルではローカルテレビ向けのビブリオバトル番組の制作に関与したりと、独自の動きも興味深い。広い活動範囲を武器に、多くのビブリオバトルコミュニティをつなぐ取組みが評価された。
南部 晶子 活動紹介URL1
(受賞理由)全国大学ビブリオバトルの関西地区の地区決戦を2015年、2016年と連続で開催した。ポートアイランドキャンパスを中心に、大学らしいオープンな雰囲気の中、多くの参加者が本の紹介を楽しむ場を作ってきた。その活動は、甲南大学が積極的に推進・展開するプロジェクトの1つと位置づけられており、ビブリオバトルを大学全体に周知させた点が評価された。
賣豆紀 宗
(受賞理由)島根大学の学生団体「島大Spirits!」において、学生の指導的役割を担いながら、2012年より、山陰地方での全国大学ビブリオバトルの地区決戦の運営に尽力してきた点が評価された。2016年の当会入会に伴い、会員の少ない島根県において中心的な役割を任せられる人物として、今後の活躍がますます期待されている。
倉迫 一男
(受賞理由)「アイある読書会」を主宰しており、山陽小野田市立中央図書館、山陽小野田市立厚図書館、宇部市立図書館など、山口県を中心にビブリオバトルを定期的に開催している。また自身も他の開催地に足を運んでバトラーとして参加する中で交流の輪を広げており、山口でのビブリオバトル盛り上げの一端を担っていることが評価された。
佐藤 元紀 活動紹介URL1
(受賞理由)高知工業高等専門学校において、全国大学ビブリオバトル2016の予選会開催に尽力した。また、国語科の授業では、読書体験の表現やプレゼンテーションの教科指導としてビブリオバトルを導入している他、学校図書館内にチャンプ本コーナーを作るなどして、学校全体にビブリオバトルを浸透させている。高知県での今後のさらなる展開が期待されている。
佐藤 慧
(受賞理由)福岡県で実施される様々なビブリオバトルにバトラーとして積極的に参加することに加えて、北九州市立八幡西図書館でのビブリオバトルの開催や職員研修への導入、他地域の開催支援など、様々な形でビブリオバトルに真摯に取り組む姿勢が多くの共鳴や感動を生んでいると評判になっている。九州地区における今後のますますの活躍が期待されている。



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