サポーター会員募集

2023年度「ビブリオバトルサポーター会員」（年会費制）を募集します

私たちは、「ビブリオバトルの普及を通して、世の中のコミュニケーションや知識共有、人々のつながりを活性化させること」を目的とし活動しています。
この私たちの活動の趣旨にご賛同くださり、2022年度サポーターとしてご支援いただける団体・企業の皆さまを募集します。

おかげさまで、2021年度は8団体のサポーター会員の皆さまにご支援いただき、ともに歩んでまいりました。
2022年度もまた、「ビブリオバトルサポーター」を募集いたします。
公式ホームページへのロゴ掲載や「ビブリオバトルサポーター（ビブリオバトル協会サポーター）」の名称利用が可能となる上，、会員種別（会費金額によって異なります）によって、そのほか様々な特典をご利用いただけます。

「ビブリオバトル協会サポーター趣意書」（2023年度） 

＜ごあいさつ＞

一般社団法人ビブリオバトル協会代表理事　谷口 忠大

　2020年から始まったコロナ禍を抜けて、2022年は対面でのビブリオバトル開催が戻ってきた一年でした。まだ開催には慎重な現場も多いですが、２年間のオンライン代替大会を乗り越えて、活字文化推進会議主催の全国大学ビブリオバトルも2022年には無事「対面」での大会を開催することができました。私自身も決勝大会には現地参加させていただきましたが、その熱気の懐かしさに込み上げるものがありました。「やっぱり、皆が集まって、場を共有するのが、ビブリオバトルなのだなぁ︕」と再確認しました。

　各地でのビブリオバトルイベントも息を吹き返しつつあります。一方でコロナ禍の間に広まったオンライン・ビブリオバトルが可能性を拓いた部分もあります。少人数開催のビブリオバトルだとオンラインも捨てがたいです。特に忙しい人や、外出困難な人、また地方に住んでいて周囲に気の合う仲間が見つけにくい人、そういう人々にとってコロナ禍の時代を通して培われたオンライン・ビブリオバトルの文化やノウハウは重要な意味を持っているのだと思います。2023年度はこのような知見を共有し、さらなるビブリオバトルの発展に資するような学術議論および情報発信的なイベントも企画したいと考えています。

　このようなビブリオバトルの広がりに対して、各地の活動を広報したり、応援したり、また継続的な情報発信をしていけるのも「ビブリオバトル協会サポーター」の皆様のご支援あってのものと認識しております。ビブリオバトル普及委員会および協会の活動趣旨をご理解いただき、ぜひ、ご支援いただければ幸いです。

＜ごあいさつ＞

ビブリオバトル普及委員会代表　須藤 秀紹

　日本社会においてもパンデミックの出口が見え始め，2023年は本格的な「アフターコロナ時代」の幕開けとなりそうです．この３年間の間に私たちの生活は大きく変化しました．おそらくパンデミックが終焉したとしても，仕事や生活の様式が2019年以前と同様に戻ることはないでしょう．高度に効率化された情報伝達の場では，人々がその内面を表現する機会が失われる傾向にあります．その結果「組織の中での役割」としての存在のみが意識され，「個人」としての存在が希薄化することが懸念されます．このことは，個々人の組織への貢献へのモチベーションはもちろんのこと，それに支えられる組織の活力にも影響を与えるのではないでしょうか．

　わたしたちビブリオバトル普及委員会は，ビブリオバトルがこのような時代への一つの回答となりえると考えてさまざまな普及活動に取り組んでいます．昨年12月25日には，全国大学ビブリオバトルのファイナルステージの対面開催を3年ぶりに実現することができました． またユニークな活動でビブリオバトルの普及活動に貢献して頂いている方々に授与しているBibliobattle of the Year（BoY）も例年通りお贈りすることができました．

　このような活動を継続できるのは，その意義を理解し支えてくださっているサポーターの皆様のおかげです．改めて深く感謝いたします．本年度も，さらにビブリオバトルに関わる活動を盛り上げ，その成果を社会に還元することを目指し，さまざまな活動に取り組んでゆく予定です．本年度も変わらぬご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます．